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製造業ですがWebサイトを1からつくってみました

やってみたら出来た

Web制作会社様やIT企業様のお力を借りず、製造業ですがWebサイトを1から内製化してみました。色々と苦労はありましたが公開できるまで漕ぎ付けることができ、ようやくスタートラインに立てた気持ちです。さて、私たちがなぜ内製化しようとしたか、そのきっかけについて少しお話ししたいと思います。

自分たちで作るコンテンツ

私たちは、まずWebサイトが企業に対してどのような役割をもたらすのかを考えた結果、3つのポイントがあると考えました。

  1. インターネットを通して世界中に認知・営業活動を行えること
  2. 案件獲得の初動におけるお客様の玄関口のようになること
  3. コンテンツ発信を行うための基盤であること

これらを実現しようとするには着実なコンテンツ拡充が必要となってきます。それには絶え間ないコンテンツの発信が必要であり、コンテンツの発信のためには、経営層、マネージャー、現場の職人さんたちに協力を仰ぐ必要があります。このヒアリングを行う人たちは内部の人たちになります。だったら、社内で全部作ってしまう仕組みを作ったほうが早いのでないか。もし出来たら、同じ製造業でWebページの作り方や運用に困っている人たちに手を差し伸べることが出来るのではないかと考えました。

ただITに詳しい人間が、ほぼ居ない弊社にとってはとても大変な道のりでした。

Web内製プロジェクト マネジメントの失敗

当社では大きな設備や機械を設計、製造、仕上、据付を行っていくため、プロジェクトはウォーターフォールモデルを使うこと殆どです。本Webサイトも初期の段階では、ウォーターフォールモデルで進めておりました。しかし、これは大きな失敗でした。初めてWebサイトを作成する私たちにとって、想定通りに物事が進むことは有り得ず、リカバリーの仕方も解らないのです。最初期に出したWebサイトは、最初のポイントを押さえないだけでなく、何を伝えたいのか解らないものになってしまいました。これは完全にマネジメントの失敗と思い、振り返ったところ新規開発におけるウォーターフォールモデルの弱さが解りました。

アジャイル開発とスクラムチームの結成

一番の問題は未知・未経験の部分に対して要件や設計書を作ることができないと感じたことです。今までウォーターフォールモデルでもプロジェクトが上手く言った理由は、過去の設計書や経験を基にしていたからです。新規開発には、そういうものがありません。考えた結果、プロジェクトの進め方を変更しました。そこで、アジャイル開発を試してみようということになったのです。

アジャイル開発を始めてから何度かは躓きはありましたが、定期的なプロダクトの発表、やることの細分化を進めているうちに、段々と次に何を学び実装していけばいいのかが解るようになりました。あとは、要件やポイントを実現するためにどのようなステップを踏めば良いかを考え、それを実行しながら改修していけば良くなりました。

更に、スクラムやペアプログラミングなどの考え方を取り入れ、アジャイル開発モデルの効率的な活用方法を自分たちのものにしていきました。

特にスクラムは大きな効果を発揮しました。こちらも外部コンサルなどに聞いた分けでもなく自分たちでWebサイトを作って運用していきたいと思い学んだことがきっかけです。やることを細分化し、期限が無理だったら無理とはっきり言い、チームがWebサイト作成のために必要なステップをクリアするという目標のもとに動き始めたきっかけでもありました。

これから発信していきたいこと

渡辺鉄工には歴史という大きなコンテンツもありますが、今、なにが出来てどのようなことを考えているかを発信することも必要だと思っております。

これからは、ご覧になっている皆様に楽しんでいただけるコンテンツをどんどん発信していきたいと思います。

また、Webサイトを自社で作ってみたいと思っていらっしゃる方は、お気軽に渡辺鉄工までお問い合わせください。